もやしもん 4巻 ISBN:4063521710

久々に書くぞ!で、もやしもん。4巻は各キャラクタごとの別の一面を描くの巻だったのかな。
長谷川さんの素顔と拙速なところとか、男先輩二人のいいひとっぷりとか、蛍の極端さとか。しかしながら、それらは今までに少しづつ伏線で張られていたわけで、すんなり受け入れられるものだったりする。
長谷川さんのメイクの濃さは、白黒でも分かるくらいこってりだったし、先輩'sの他者の不利益は避ける行動、蛍の真面目さと直保が語る地元でのずれた行動力。これらが説得力を底上げしてると思う。
短編集で際立っていた人物を描く事、をじわじわと始めてるのかなと思う。
だらだらと続けられる話だとは思うけど、じつはターニングポイントっぽい巻なのかもしれない。全部で10巻にはいかないのかな。

しかし樹教授は底がしれんなあ、長谷川さんが怖がるってね。ごめんなさいって言葉は社会人は使わない、それが出るってことは、ATフィールド剥がされるような圧力をかけられたんだろなぁ。戦中派強えぇ。