マルドゥック・スクランブル 6巻

マルドゥック・スクランブル(6) (講談社コミックス)

マルドゥック・スクランブル(6) (講談社コミックス)

毎度毎度面白い面白いと書いているけどやっぱり面白い。
今回は緊張感が半端無かった、作者近況の[苦しみを通り越して、気持ち良くなる感覚を頻繁に味わいました。]が如実にでている、特に100万ドルチップを掛けたゲームのバロットの顔はこの時この作品のこの場面にこのスケジュールの中でしか出来ない顔だと思う。

軍靴のバルツァー 2巻

軍靴のバルツァー 2 (BUNCH COMICS)

軍靴のバルツァー 2 (BUNCH COMICS)

出張軍事教官のバルツァーさんの、現状打破し状況を生かす能力は主人公補正だとしても、まさに近代の野心的外交の前線に立つ将校に求むるべき姿の理想でもあるとおもう。
覇権主義のマッチョ国家の尖兵たる主人公の敵が扇動家が糸を引く市民と言う名のアジテータマスゴミの野合集団ていうのも現代日本を、近代の人間の変わらなさへのきつい皮肉だ。
これはちょっとメジャーにせねばならんね。